広島でスーツ礼服がダントツに安い店【メンズ倉庫】の細田です。こんにちわ。
以前のブログを読んでいたところ、大変なことに気付いてしまいました。
問題の投稿は、前々回の『寒い冬を乗り切ろう!高品質でお得なコートが沢山入荷しています』(2017/11/16)という投稿です。
ブログの最後に「次回のブログでは用途に合わせたコートの選び方や素材による違いなどをご紹介します。」て言い切っているではないですか。
完全に忘れていました。けしからんです。ごめんなさい。
というわけで、「今日は用途に合わせたコートの選び方や素材による違い」について書いてみます。
おそらく一般的なことも含まれているので、すでにご存じの方はごめんなさい。
まず素材ですが、コートの素材は大きく化学繊維と天然繊維に分けられます。
化学繊維の代表格は「ポリエステル」を使っているコートです。
ポリエステルはシワになりにくく、摩耗に強いのが特徴です。
一方、天然素材の代表はウールです。つまり羊の毛です。
他にカシミア山羊の毛を使ったカシミアコートや、アンゴラウサギの毛を使ったりした商品もあります。
天然素材の全体的な特徴は保温性に優れ、ポリエステルに比べるとシワにはなりやすいですが、独特の風合いはポリエステルには出せないものなので圧倒的な高級感があります。
ちなみに価格は、一般的には工業製品であるポリエステルの方が安く、天然素材であるウールの方が高い傾向にあります。
と、ここまではあくまで教科書的な素材別の特徴です。
Wiki的な説明は置いておいて、気になるのは実際に着た時どうなのかということですね。
ネットで調べるといくらでも乗ってる情報を書き並べても仕方ないので、ここからは、私細田の独断と偏見です。
普段から着てたりして思うことを書きますが、教科書とは違うかもしれません。許してください。
ポリエステルコート
めちゃ便利です。
雨や雪でも気になりません。
「撥水」と書いてあるコートも書いてないコートもありますが、どしゃ降りじゃなければなんだかんだで意外に撥水します。
ライナー(裏地)を取り外せるものが多いので、気温調整しやすいです。
安いです。
安っぽさは出ます。
天然素材コート
大好きです。
大人な感じ、紳士な感じが無条件に漂います。
ライナーは取り外しできないタイプが多いです。
やや高いです。
高級感は出ます。
雰囲気や素材感はポリエステルの比ではありません。
冠婚葬祭とかには着て行きたいです。
クラブとかでコートを預けるときにはちょっといい気分に浸れます(笑)
こんなところです。
端的に言えば、質を取るなら天然素材、実を取るなら化学繊維というところですね。
あと時々聞かれるんですが、礼装用のコートって何を着たらいいですか?というご質問です。
中でも多いのが葬儀に参列する時のコートについてです。
まず、色はブラックが基本です。白や青など派手な色、明るすぎる色は避けた方が良いです。濃紺、ダークグレーでも問題はないのですが、周りが喪服ばかりで黒一色になるので、紺やグレーでもミディアムの色調のものはもしかしたら浮いてしまうかもしれないので、一応注意が必要です。
素材はできればウールやカシミアが良いです。毛皮やスエード、革などの殺生をイメージさせるコートは避けた方が良いです。ファーとかが付いているものは外した方が良いでしょう。
ポリエステルでも一応大丈夫なのですが、フードが付いていたり擦れてシャカシャカ派手な音がしそうなコートは避けた方が良いでしょう。
結婚式はお祝い事なので少々のことは多めに見てもらえますが、弔事は少し気を付ける点が多いかもしれませんね。
これ着ていってもいい?これじゃだめ?など疑問点などございましたらスタッフまでお気軽にご相談ください。
コートは冬にしか着ないものですが、逆に言うと冬の必須アイテムです。
素材の違いで体感温度も変わりますし、シチュエーションが違うと気を付けた方が良い点もあります。
ご不明な点などがございましたら、メンズ倉庫のスタッフまでお尋ねください。