2018/19年秋冬スーツの徹底解説

秋冬物が大量入荷中です。

シーズンを通して人気の15,800円クラスのスーツもかなり揃ってきましたし、流行デザインを踏襲したハイグレードシリーズでも面白いスーツがたくさん入荷してきました。

全てはご紹介できませんが、売れ筋や流行も踏まえながら、店頭のスーツの一部をご紹介していきます。

定番おすすめスーツ

メンズ倉庫のスーツラインナップの中でもダントツの人気を誇るのが15,800円クラスのスーツです。

低価格、高品質をモットーとするメンズ倉庫の特色と強みが最も活かされた商品価格帯です。

「特色」と「強み」と言われてもピンと来ないかもしれませんが、簡単に言うと大手スーパーなどで並ぶスーツとは仕立てのベースが違うということです。

実は、一口に洋服の縫製工場といっても、ひとつひとつの縫製工場の性格は多岐に渡ります。

Tシャツを得意とする工場もあれば、パンツを最も得意とする工場もあります。バッグや小物関係専門の工場もあります。

もちろん同じようにスーツを専門で縫製する工場もあります。

全てとは言いませんが、スーパーなどで店頭に並んでいる安価なスーツの中にはカジュアルジャケットを主とする工場で縫製されたものや、カジュアルジャケットの縫製企画で作られているスーツもあります。

そういったスーツは着てみるとなんとなくヨレっとしているものや、着ているうちに芯地のずれなどから全体的にへたりが早いといったことがあります。

メンズ倉庫のスーツは、専門店ならではの意地と底力(笑)で、企画から生地・縫製にいたるまで全く手を抜いていません。

技術的にも生産量的にも定評のあるスーツ専門の縫製工場による仕立てと生地の良さ。さらに一部の商品は専門デザイナーの型紙を使用しながら最先端デザインの研究にも力を入れています。

ですから、2万円以下のスーツのレベル比較をしたときに、メンズ倉庫は圧倒的な品質の良さをアピールできるのです。

ちなみに、こちらのスーツは、15,800円(税抜)です。

ビジネススーツとして必要な機能を盛り込んだベーシックで使い勝手の良いシリーズです。全体的にシルエットを細身に仕上げ、パンツのラインもきれいなラインが出るような仕上がりになっています。

またナチュラルストレッチ素材を使うことでスリムながらも着心地の良さを損なわない作りになっています。

19,800円ではTeijinのSOLOTEXというとても伸縮性のある素材を使ったスーツもあります。

3ボタン段返りスーツ

ここ何年も2ボタンのスーツがスーツ全体の主役を張ってきました。

今年も市場全体の流通量で見ると2ボタンのスーツが圧倒的に多いことに変わりはないのですが、3ボタンのスーツも人気を戻してきています。

ただ、3ボタンと言っても従来の胸のVゾーンがぐっと狭いタイプではなく、段返り3ボタンといって、一番上のボタンは留めないタイプです。

留めないタイプといって、留めてもOKというわけではなく留めないのです。

一番上のボタンはほとんど隠れるようになっており、ボタンホールの表裏も逆に取り付けています。ですから、無理に止めることはできますが、外して着る前提で作られているのが段返り3ボタンです。

生地も従来のスーツ生地ももちろん人気ですが、少し趣のあるぽってりした質感や杢調の柄が入ったものが増えてきました。

スーツ全体の流行がクラシックな方向に流れてきているといえます。

こちらのスーツはFICCE(フィッチェ)というシリーズで、ドン小西のプロデュースによるスーツで27,800円です。

写真だと微妙に分かりにくいかもしれませんが、5.5cmのポケットフラップや胸ポケットの3cmの平行バルカポケット等を見ていると、細かい仕様は異なりますが、どことなくトムフォードのスーツを彷彿とさせるデザインです。

ダブルブレステッドスーツ

ダブルのスーツも、しばらく陽の目を浴びていなかったジャンルと言えます。

略礼服などで一部需要はあったものの、スーツとしては一時期に比べるとかなり量を減らしていましたが、近年、再度注目されるようになってきました。

ただ、このダブルのスーツも以前と大きく違う点があります。

以前のダブルスーツは全体的に四角っぽい封筒型のデザインだったのに対し、ここ最近流行のダブルのスーツは、ウエストの絞りがしっかり効いている点です。

以前のダブルスーツは4ボタン1つ掛けが主流だったのに対し、最近は6ボタン2つ掛けが主役になってきています。
こうすることで、2つ掛けのうち上側のボタンがちょうどウエスト部分にあたり絞りを効かせられるので、スリム感を損なわず重厚なイメージを出すことができるのです。

パンツは従来同様ノータックのものもありますが、1タックの物も出てきています。

ちなみに、こちらもフィッチェです。

ダブルで3ピースという、非の打ちどころのない仕様です。

オーダーでチャレンジするのにまだ抵抗がある方は、このような既製品でチャレンジしてみるのも良いかもしれませんね。

2018年スーツの傾向まとめ

昨年くらいから傾向としては在ったのですが、ブリティッシュ寄りのデザインが主流となる傾向がより鮮明になってきています。

今回はメンズ倉庫で扱う既製品スーツの紹介でしたので詳しくは書きませんでしたが、オーダースーツとしてでご注文いただくスーツもブリティッシュ傾向のものが多くなってきています。

つまり、張りがあり固めの生地・以前に比べると低めのゴージライン・厚めのエリ幅、パンツでいえばやや太めのモモ~ヒザ幅、スソ幅、そして1タックの出現などが特徴です。

ちなみに1タックになると、股上も少し深めの方がシルエットがきれいに見えます。思い切ってベルトループを取っ払ってしまってパンツ脇に尾錠をつけベルトレス仕様にしてしまうのも面白いですね。

スーツのデザインは、一見同じようですが、少しずつ確実に変化していっています。

今回ご紹介したスーツはすべてメンズ倉庫で取り扱っているものばかりです。

サイズによっては限りのあるところもありますが、ご来店のうえお手に取ってお確かめいただけると幸いです。

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