もともと平面だった生地が色々な形に切られて、組み合わさることで、立体的なスーツになっていく。
そこに個性的な表現もつけることがきるので、出来上がりは千差万別。
違う人が同じ生地を選んでも、シルエットの要望や襟の形、ボタンなどの種類はまちまちなので、まず同じスーツにはなりません。まさに世界に1着、自分だけのスーツです。
メンズ倉庫では既製品でも良いものは沢山ありますが、オーダースーツにはやっぱり、オーダースーツの良さがたくさんあるんです。
そんなオーダースーツ。
「良いですよー」とお客様にオススメしておきながら、よく考えると作られる工程を一度も見たことがないことに気づいてしまいました。
そして考えていくと、フロントカットのデザインひとつにしても工場への依頼内容と体型の整合とか、採寸データに基づいたウエストの絞りの出し方とか、胸回りのふっくら感てどういう基準で出してるの?とか、気になることが山のように出てきました。
さらに、メンズ倉庫は工場に対してかなり細かい部分の指定を出してしまうことが多いので、その辺のオペレーションとかも気になってきます。
もっと言うと、自分で自分のスーツを作るときでも、エリの高さをもうちょっとこうしたいとか、あぁしたいとか言い出してしまうので、その辺も実際にスーツを仕上げている職人さんとがっつり話をしてみたい!
工場の営業担当の人と色々話したり突き詰めていったりするのですが、百聞は一見に如かず。
見るしかないでしょー!笑
というわけで、明日、大人の工場見学に行ってきます。
まだ、秋冬物の入荷が本格的に始まる前、今しかないんです。
今回行くメンバーは、私(ほそだ)と、某プロカメラマンです。
たまたま二人の趣味がバイクということで、移動手段はバイクになりました。
あくまで目的は「工場視察」で、移動手段がたまたまバイクだっただけですよ。
帰ったら改めて報告いたしますが、もし、リアルタイムの様子が気になる方は、Facebookにイイねしていただいると、状況をリアルタイムで投稿できるかもしれません。
さぁそれでは天気も良さそうですし、安全運転で行ってきまーす!